- 外部条件
- external condition 環境条件（温度、雪、氷など）及び電力系統の条件を包含する風車の運転に影響を与える因子。
- 海面粗度
- roughness of the sea surface 洋上の風に対する海面の抵抗を表す。風から波へエネルギーが流入されることにより、海面粗度は摩擦速度に依存する。
- 確率論的
- stochastic 確率統計論的な影響を考慮したモデル。
- 風下
- downwind 主となる風の方向（主風向）。
- ガスト
- gust 風速の瞬間的な増加。突風。
- 下層ジェット
- low level jet
- 傾き
- slope 相関解析の一次式（y=ax+b）の傾きa。
- カットイン風速
- cut-in wind speed 乱流がない定常風の場合に、風車が動力を発生し始めるハブ高さにおける最小の風速。
- カットアウト風速
- cut-out wind speed 乱流がない定常風の場合に、風車が動力を発生するように設計されたハブ高さにおける最大の風速。
- カップ型風速計
- cup anemometer 鉛直に支えた回転軸の周りに、半球型または円錐形のカップ（風杯）を3方向あるいは4方向に配置したもの。風が風杯に当たると回転し、回転速度（数）を数えることによって風速を計測する。風力発電の分野では、カップ形風速計による観測方法を基準としている。
- 稼働率
- availability
- カルマン渦
- Karman vortex
- 環境条件
- enviromental condition 風車の挙動に影響を与える可能性がある環境（風、高度、温度、湿度など）の特性。
- 環境変数
- environmental variable (EV)
- 慣性小領域
- inertial sub-range
- 基準風速
- reference wind speed IEC61400-1においては、風車の設計に用いられるハブ高の50年再現風速 Vref。建築基準法においては、地域により定められる10m高の50年再現風速 V0。
- 季節風
- seasonal wind
- 逆転層
- inversion layer
- 境界層
- boundary layer
- 局地風
- 地形の影響を受けた地域に特有の風。海陸風、斜面風、山谷風、おろし（だし）、山岳波など。
- 極値風速
- extreme wind speed t秒間で平均した最大風速で、年超過確率1/N（再現期間：N 年）をもつ。
- 気流解析
- flow analysis 風の流れの解析。
- 気流の傾斜角
- flow inclination angle 水平に対する気流の傾き。
- 気流のゆがみ
- flow distortion
- キャリア対雑音比
- carrier to noise ratio (CNR) 光や電気信号のキャリア（搬送波）の品質を示す指標で、CN比とも表記される。 キャリアの電力を雑音の電力で割った値で通常dB単位で表され、大きいほどよい品質とされる。
- 仰角
- elevation angle 風速の鉛直分布スキャニングライダーの設置面及びレーザー視線と観測点を結ぶ線のなす角度。
- 空力弾性解析
- aeroelastic analysis
- 傾圧不安定
- baroclinic instability
- 決定論的
- deterministic 数学的に規定することによって得られるモデル。例：風速変化、風向変化、ウィンドシアー、ガストプロファイル
- ケルビン・ヘルムホルツ不安定
- Kelvin-Helmholz instability
- 検証
- verification 客観的証拠を提示することによって、規定された要求事項が満たされていることを確認すること。例えば、メーカーの仕様を満たしていること。
- 校正
- calibrataion 標準測定器の値と対象となる測定器の示す値を比較し、どのくらいかたよりが存在しているのかを決定する作業。
- 抗力
- drag force
- 抗力係数
- drag coefficient
- コリオリ力
- Coriolis force
風ノート 