風物詩

日本の四季折々の風物詩。

  • 節東風(せちごち) 旧暦正月頃に吹く東風、雨を伴うことが多い。春を告げる風。
  • 東風解凍(はるかぜこおりをとく) 春の兆しとなる柔らかな風が吹き、冬間に張りつめた厚い氷を解かし始める頃。
  • 春一番 立春から春分までの間に、初めて吹く暖かい南寄りの強い風。突風を伴うこともあり注意が必要。
  • 【北海道】江差たば風の祭典 たば風とは1月から2月に北西から吹く強い季節風。2025年2月1日 ~ 2月28日。
  • 【長野県】伊那谷 風の神送り 集落に降りかかる災厄を集落の外へ送り出そうとする行事。2月8日、9日。
  • 桜まじ 桜の咲く頃に吹く南風。
  • 【愛知県】菟足神社(うたりじんじゃ) 風まつり 豊川市指定無形民俗文化財。雀射初などの神事、花火による余興が行われる。2025年4月12日 ~ 4月13日。
  • 【奈良県】龍田大社 例大祭 風の神様を祀る神社。明治維新までは風神祭と呼ばれた。農耕を行う上でより良い水を得るためのお祭り。4月4日。
  • あいの風 日本海沿岸で、北東から南東にかけて吹く初夏のそよ風。
  • 青嵐(せいらん、あおあらし) 初夏の青葉を吹き渡るやや強い風。
  • 【三重県】伊勢神宮 風日祈祭(かぜひのみさい) 内宮別宮の「風日祈宮」(かざひのみのみや) と外宮の「風宮」(かぜのみや) で、天候が順調で風雨の災害がなく、五穀豊穣を祈願する行事。年に2回行う。2025年5月14日。
  • 【熊本県】阿蘇神社 風祭り 風の神を祀る2カ所の風宮(宮地地区・手野地区)で行われる。旧暦4月4日。今年は5月2日。
  • 白南風(くろはえ) 梅雨明け後に南から吹く風。
  • 温風至(あつかぜいたる) 熱い風が吹き始める頃。梅雨明けの頃に吹く南風。
  • 【群馬県】宝徳寺 風鈴まつり 夏の床もみじ特別公開。2025年7月5日 ~ 9月23日。
  • 【東京都】根津神社 かざぐるま祭り 過ぎし半年の無事を感謝し、来る半年を清々しい気持ちで過ごせるようお詣り。2025年7月1日 ~ 8月31日。
  • 【東京都】西新井大師 風鈴祭り 2025年7月1日 ~ 7月27日。
  • 【神奈川県】川崎大師 風鈴市 境内に全国から風鈴を集めて開催。2025年7月17日 ~ 7月21日。
  • 【京都府】千本ゑんま堂 引接寺 風祭り 小野篁(おののたかむら)が風となって冥界と行き来したという伝説に因んだ行事。2025年7月5、6、7、12、13日。
  • 【奈良県】龍田大社 風鎮大祭 風の神様を祀る神社。例大祭と同じ意味合いのお祭り。祭典後には、剱舞や民踊などの神賑奉納行事が行われ、火のごちそうである「風神花火」をお供えする。7月第一日曜日。

8月

  • 涼風至(すずかぜいたる) 立秋の初候。涼しい風が吹き始める頃。秋の訪れを告げる風。
  • 【山形県】大谷風神祭 約270年の伝統を誇る風神祭。台風などの風水害を鎮め、豊作を祈願する行事。8月31日。
  • 【三重県】伊勢神宮 風日祈祭 内宮別宮の「風日祈宮」(かざひのみのみや) と外宮の「風宮」(かぜのみや) で、天候が順調で風雨の災害がなく、五穀豊穣を祈願する行事。年に2回行う。2025年8月4日。
  • 【熊本県】阿蘇神社 風祭り 風の神を祀る2カ所の風宮(宮地地区・手野地区)で行われる。旧暦7月4日。今年は8月27日。

  • 野分(のわき、のわけ) 二百十日、二百二十日の頃、野の草を分けながら吹きすさぶ強風。台風。
  • 東南風(いなさ) 台風の時期の南東よりの暴風。辰巳風(たつみかぜ)。
  • 雁渡し(かりわたし) 雁が渡ってくる、初秋に吹く涼しい北風。

9月

  • 【富山県】越中八尾 おわら風の盆 立春から210日。初秋の風が吹く時期に開催。元禄時代から約300年の歴史を有する伝統行事。2025年9月1日 ~ 9月3日。
  • 【京都府】松尾大社 八朔祭 八朔とは旧暦8月1日のこと。この頃台風が多いことから、風雨を避け、順調な五穀豊穣、家内安全を祈る行事。2025年9月7日(毎年9月の第1日曜日)。

初冬

  • 木枯らし(こがらし) 冬の到来を告げる北風。
  • 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう) 朔風とは北風のこと。木枯らし。冬の訪れを告げる風。

11月

  • 神渡し 神無月(旧暦10月)に吹く西風。八百万の神々が出雲へ旅立つ際に乗っていく風であると言われている。
  • 星の入東風(ほしのいりごち) 旧暦10月中旬頃、すばるがよく見えるころに吹く北東の風。

  • 虎落笛(もがりぶえ) 冬の強い風が竹垣や柵に当たり、ヒューヒューと笛のような音を立てること。

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